金獅子王と運命の花嫁
」のレビュー

金獅子王と運命の花嫁

宮本れん/鈴倉温

3倍速か?と思うくらい目まぐるしい展開

ネタバレ
2023年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一切の迷いなく星1評価です。久しぶりにヤバいの買っちゃったなあ…(遠い目)という感じで。何がダメなのかあげ出したらキリがないです。以下箇条書きでエェ…()と思った事とか、ストーリーの流れ→突然異世界に飛ばされた受け。でも、一旦それは棚上げされて異世界生活スタート。異世界生活する上で余所者にも関わらずみんなエライ親切にしてくれる。王子の食事係に任命される。ギルニスがこの国の重要な事とかペラペラ教えてくれる。危機管理能力をもう少し持って…なんならギルニスと受けが結ばれるのかと思って最初読んでいた。受け、王である攻めに生意気な口をきく。王様にそんな簡単に謁見できるの?オルデリクスを任せられるのはアイツだけだ、とか太鼓判押される。だから、何でそんなに信頼されてる展開なの?まだ知り合ったばかりですよね??しかも、唐突に婚約することになる。そして、無理やり関係を持たされる。お互い好きでも何でもなさそう。この辺までで物語の半分くらい。既に頭痛い(汗)一回えちしただけで、攻めは受けのこと俺のもんだ発言する。婚約。戦争。勝利。だんだんと知らぬ間に受けも攻めのことを…?久しぶりに登場したちっこい王子と3人で食事する幸せ。でも、約束の1ヶ月が近づいてきて。結婚式が近づくにつれて、保守派からの嫌がらせが強まる。でも、攻めには何も言わない受け。もちろんすぐバレる。攻めからもう結婚式やめる、食事係からも解放すると言われる。攻めへの恋心を自覚する受け。もう一度結ばれる2人。この辺の盛り上がらない感が凄い。全部右から左で、ドンドン新しい展開、新しい展開。どんぶらこ状態。余韻というものがない。キャラはこの筋書きをスピーディーに取り行うためのただの名前。攻めも受けもどんな人なのか、全然迫ってくるものがない。なんかまだ小説にしちゃいけなかったんじゃないの?コレ。だってこんなふうに箇条書きで全部のエピソード書き出せるくらい、ただのエピソードだもん。まだ小説になってない。たくさんのまとまりがあるだけ。ラストスパート、人質にされる受け。ダスティンやっぱ悪い人だった。助けられた受け、心から攻めと結ばれて獣化する。元いた世界には帰らないエンド。2は買ってあるけど、読まないか、台詞読みかな…。なんか小学生とか中学生が読むような文庫レーベルってこんな感じだったような…。かなり残念なものを買ってしまいました。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!