1限めはやる気の民法(白泉社文庫版)
」のレビュー

1限めはやる気の民法(白泉社文庫版)

よしながふみ

藤堂兄思ったより田宮さんにベタ惚れだ

ネタバレ
2023年10月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めの藤堂兄、出会った頃はチャラいボンボンの先輩(なんとなく飄々としてるかんじとか先輩っぽい)感が凄く強かったんですが、家ではいそいそとご飯作ってくれたり、少しでも2人の時間を作ろうと大変健気です。それに、一度も無理強いしてないしね。なんか、代議士の息子であることないことパーパー吹聴されるし、本人頭ラーメンな軽い遊び人と思っていたもんですから、後半の展開には驚きです。何より7年間もしてなかったことにびっくり。思った以上に、優しくて気の長い人だったんですね。。田宮さんの気持ちが整うまでちゃんと待っていてくれました。田宮さんも、同じゼミの頭パーな子たちに言う時は言うし、流されないのがかっこいい……男らしくて惚れるわコレはという感じで。それにしても、漫画とはいえゼミの同級生頭おかしいのんばっかりか!という感じで倫理…。仮にも法学部の学生でしょ?ないわーなかなか言えないけどちゃんと攻めのこと大好きで、髪切った攻めカッコいいと思ってる田宮さんは可愛い。乙女だ…居酒屋で機嫌悪そうに見えたのは、顔緩まないようにしてただけなんでしょ。見惚れそうになってる自分をイカンイカン!と自ら戒めていそうな受けである。その日のえちは本当良かったよ。中に入れて、のとこ田宮氏服着てない!田宮さんも待ってたんだ!となんか感激したよ。兄カプも弟カプもなんだか可愛らしかった。大学時代って4年しかないんだよね。あっという間に過ぎ去ってしまったけど、この人たちずっと大学にいるんだよね。どこかいつまでも気持ちが若いままで止まっていそう。いいなぁ〜
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!