宇宙を駆けるよだか
」のレビュー

宇宙を駆けるよだか

川端志季

人は見た目だけが全てではないことを再確認

2023年10月5日
"入れ替わり"をテーマにした作品は以前にも読んだことがあるのですが 、入れ替わった者同士が元に戻ろうとして奮闘するコメディータッチのものが多かった気がします。なので、本作のようにシリアスで考えさせられるテイストの作品に仕上げているのがなんだかすごく新鮮で惹きつけられましたね〜。

見た目の美醜と中身(性格)の美醜ってすごく深くて難しいテーマだと思うのですが、そこに果敢に挑んでいる作者様のチャレンジ精神がすごいなと感心しました。一般的に人は見た目に左右されやすい印象ですが、この作品を読んで人は見た目だけが全てではないのだということを再確認させられた気がします。
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