おちたらおわり
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おちたらおわり

すえのぶけいこ

タワマン関係ある?

ネタバレ
2023年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ タワマンとかママ友トラブルとか、一昔前やたら流行ったテーマだなぁ。
普通の主婦、自然派ママ、セレブボスママ、取り巻き、キャリアマウント、のし上がり系のギャルママと、どれもタワマンドラマに配置されがちなステレオタイプなママたち。
昔やってた顔のない女神(かな?)というドラマを思い出した。
主人公がコミュ障ぎみで、浮きやすくて輪に入って行くのが苦手で、一歩踏み出すのに躊躇する感じなんかはリアルで、その後のちょっとしたトラブルなんかはママ友あるあると面白かったけどだんだんそういう問題じゃなくなってきた。
ママ友だのタワマンだの、単にキャッチーな記号に乗っかってみただけで、実際タワマン問題(階数マウントやお受験マウント)はあんまり関係ないない。
「落ちたら終わり」って、いじめやハブられることのの恐怖感とかがテーマと思いきや、学生時代の友達との拗れた関係を引きずった単なるサイコスリラーという。
ちょっとタイトルと内容が合ってない気がした。
巻が進むにつれデッサンや展開が狂ってきてだんだんしんどくなってきた。
あの距離をオペラグラスで観察できる事とか爆破とかツナギとかあのハッカー部屋とかは、もはやギャグみたい😩
久美子?がああまで主人公に執着する意味が分かりにくいし、そんなに執着するなら逆になぜタワマンで再会するまで放置だったんだろう。
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