《光》と《光星》で、ピカピカ。満天の星。

山本小鉄子先生は、幻冬舎では、『あしたのキミはここにはいない』までは、原作を元に漫画を描いていたようです。けれども、山本先生が全てを自分で仕上げるようになってから、格段に話が面白くなり、多くの読者の心を掴むようになったようです。
私は、かなり前の山本先生の作品を読んだことはありますが、最近の人気作品は読んだことがありません。というのも、私は、主に小説を読むので、先生が表紙絵を描いていた作品ぐらいしか読んでいません。今回、半額になっていたのを機に、少しずつ先生の作品を読んでみることにしました。
口絵では、主人公の中森光が収穫した、少し不出来な人型にも見える大根を持って脂下がっています。
柳光星との出逢いは、偶然ではなく、必然のようにも思えます。これから、二人の間柄がどのようになっていくのかが楽しみです。今は、光が少し光星に好意を抱いているだけのようで、まだ、海のものとも山のものともつかない状態です。『スローライフ』のようなので、ゆっくりと進んで往くのでしょう。