このレビューはネタバレを含みます▼
大島先生の前の作品なんだろぅなぁと思ったら2016年の作品でした。絵とエチシーンが違うなと感じて。それでもやっぱり大島作品には変わりなく好きですね。
容姿がよいことで得したことがない。やっかまれ、近づいてくれた人も周囲から疎まれ。人と深く関わることを避けてきたジョージ。自信のなさや気後れが「猫背」に象徴される。上司に誂われたことで出会った石渡。自信があって屈託がなく憧れた。みんなの人気者である石渡と懇意にすることの優越感。段々と自分と周囲に違いはあるのかと不安になり。猫背が伸びたら石渡に言いたかったことが言えた。ある種のカタルシス。シャンと立てると前を向けるよね、と教えられたよう。