堪能!





2023年10月10日
表題作と短編1作品が収録されていました。表題作は和風ファンタジーで世界観からかぐや姫のお話を連想しましたが、笑えるシーンもたくさんあり面白かったです。異種×義理の親子の設定でなんとなく見てはいけないものを見てしまったドキドキ感がありますが、全体はほんわか和やかなお話です。ツノの尻尾で父さまがぺちぺちされるシーンがすごく好きです。短編の「放課後、透明人間と」は話の入りが凝っていて「どういうことだろう」と惹きつけられ、短い作品でしたがとても素敵なお話でした。少し前の作品だからなのか、タブレットで読んでも見づらい部分が少しあるのが残念です。(拡大すれば見える)池玲文先生ワールドを堪能できて、買って良かったです。

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