純情でなにが悪い
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純情でなにが悪い

冬縞しぐれ

純情な2人が良かった!

ネタバレ
2023年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ みなさまのレビューを隈なく探索して、作画への非常に高い評価と、内容の満足度はそこまで高くないことを永遠に天秤にかけ、果たして読むか…どうするか…と悩み続けていました。幾度も試し読みし、絵は最高…でも内容はもしかしたら刺さらないかも…を繰り返していましたが、今回の試し読み増量でリョウタの「他には?」のコマに見事撃ち抜かれてしまいました。天才の角度、天才の表情、天才の顔面でございます。この一コマをこの先永遠に見られるのなら、もし刺さらなくても構いやしない!!と心に決め購入しました。読後の感想としては、普通に良かった(作画はマジのマジで神だった)と思います。2回目のお呼ばれで、恋人風を再現した場面がめちゃくちゃドキドキしました。こっちがこんなにときめいちゃいましたね。リョウタくん好きだー!で、はじめくん可愛い。リョウタくん本当にどうした?ってくらいイケメン。そしてタイトルの「純情」これははじめのことだとばかり思ってましたが、諒太もだったんですね…諒太がはじめに嫉妬したりしてるとこめちゃくちゃ可愛いです。こんなの私が好きになっちゃうんですが…笑 あと、終盤のすれ違い?というのか、一方的に避けてる感じが、結構徹底的に避けてて良かったと思います。離れていこうとしても、すぐ腕掴まれてギュ…みたいなのはあんまり好きではなくて、家に来ても鍵かけてるし、諒太もそこは粘らずに退散(イイネ!)そして家では1人泣いてるはじめ(イイネ!)大学での泣き腫らした目をみた諒太がおろおろするとこも良かった!また追いかけられるもここも拒否(サイコウ!)そしてラストへと…もはやずっとやっててもいいくらい追いかけっこ的な展開好きなので、嬉しかったです。欲を言えば、はじめが告白シーンで優位に立ってるというか、他に言うことあるだろうみたいな感じがもっと違ったらな(特に代替案はありませんが)と思ったり。難しいですね。すごく好きな作品でも、告白の場面はサッと流すくらい好みじゃないことはよくあるので、こればっかりは作者様との相性なのか…。長々と描きましたが、私は満足しました!また読み返そうと思います!「他には?」を目撃するために!
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