このレビューはネタバレを含みます▼
発売後すぐに購入するも、なかなか読めておらず。数ヶ月寝かせてやっと消化させていただきました。
おいおいおい。おいおいおい！とんだ人たらし小悪魔、どころかダメ双子メーカー大魔王がいるじゃないか！！！昌斗！！！！
我々読者が悶絶はしても救えやしないヤスとヒロの心を救ってくれていた！！…と思いきやめちゃめちゃ掻き乱していたーーー_(:3」∠)_
過去に一度だけふたりを間違えてしまったシーン、タイミングよ…もうヤスにトドメ刺したのあんたよ昌斗。と自分で書いて、ヒロも一巻で昌斗の件が自分への追い討ちだったという語りをしていたことを思い出した。ここでも双子設定徹底（語呂良い）されていたー！！レビュー書いててよかった。反芻すればするほど深みがでてくる構成です。とにかく今回は昌斗が罪深すぎる…こんな男惚れない方が難しいわ…
双子から織りなされるコントラストある緻密な展開にはとても引き込まれますし、絵柄の魅力や美しさ、登場人物の表情の機微や場面転換なども凄く丁寧に描かれています。だからこそキャラクターの一挙手一投足が重たく、鮮やかで切ない。
あー。昌斗の行動を読者みんなで選択して、ひとまずヤスかヒロを自己否定の泥沼から救い出すRPGやりたい_(:3」∠)_
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