このレビューはネタバレを含みます▼
(2巻完結=本編1+小冊子1)えむさん買いです。
知らずに助けた母子が国王の妾とその子どもだった為に、
匿った罪で両親を処刑され村ごと焼かれた生き残りの青年。
復讐心だけで生きる彼の元に、薬草探しに来たその時の子どもとの十年目再会の愛憎劇…
粗野な山男オンブラ×シリウス王子の話。
無防備なシリウスを殺せるのに出来ないオンブラの心の叫びが苦しくて苦しくて。両親に似た優しさを隠しきれないイイ男。そして無知無垢で育った純真なシリウスもまた壮絶な人生だと知り…。
深い孤独から愛を知る三人の男達(オンブラ.シリウス.ムート)其々の愛を、グリム童話'白雪姫'と童謡'森のくまさん'を合わせたようなBLに仕立てたえむさんお見事◎
シリウスにしか出来ない方法で動き、彼を手助けしたムートとヴィル騎士の覚悟も素晴らしくて、様々な形の愛が人を弱くも強くもさせる展開に泣けました。この情報量を窮屈さのない映画のような一冊にまとめられたえむさん素晴らしいです!!
◇小冊子は…最高◎お胸とサンドイッチの話(違います笑)ひたすらニヤけて読め益々二人が愛おしくなります。
おかわりお願いします(^人^)