私と猫と二十歳の君と
」のレビュー

私と猫と二十歳の君と

あさひよひ

号泣。明日、顔腫れるの確定

ネタバレ
2023年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻の後書きで泣き、2巻は行き着く先がわかっていたのでこらえながら読み、でも後半はこらえきれずに号泣しながら涙を拭き拭き、読み進めました。
作者さんの後悔が、まさに私と同じもので、日々の忙しさにかまけ本人が望むであろう程にはかまってあげられずに愛猫を亡くし…
作中の二人が、蘇りによってそれぞれの後悔や未練を昇華していき、後悔のない最期を迎えられた事、本当に良かったと思いました。
もしかしたら麟太郎が先に亡くなる(60そこそこにしては老けてませんか…?)かと思い、ヒヤヒヤしていました。
今度は麟太郎を看取る為に戻ってきたのかな?と思っていたので。
麟太郎が旅立つ時には紫陽が迎えにきてくれそうですね。
天国で少しの間、一緒に過ごせるでしょうか。
そしてまた生まれ変わる時は、同時に天国からえい!と飛び出してきそうですね。
悲しいのに、またこの先二人が合流するであろう事を想像して少し温かな気持ちになり、また、それを希望として余生を送る麟太郎の姿が切なくて、読後感はとても複雑でした。
2人が後悔のない次なる人生を送れます様に。
そして、2巻の後書きで新たな猫ちゃんを迎えられた作者さんも、後悔のない猫ちゃんとの生活が送れます様に。
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