このレビューはネタバレを含みます▼
杉本との関係を断って酔って梶に「直接声が聞きたい」と電話する神谷。「デリ ヘルじゃない」と神谷のことが好きだからこそ呼び出しを一蹴する梶。
・・・からの、地元に帰った梶の「もう少し話してていいか」に対して、新幹線に飛び乗った神谷の「声だけじゃ物足りないだろ」。
梶の気持ちを神谷が無下にした最初の電話のシーンがちらついて、その効果というのか、最後の電話で神谷が梶に対して真剣に向き合ったことにじーんとしました。。。二人の気持ちの進展を、電話を介してのデジャヴなやりとりで重ねるように描くことではっきりと際立たせていて、演出の妙、物語りのうまさに感服。最敬礼。すき。
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