このレビューはネタバレを含みます▼
もうポイントがないので、ゲリラが来るまで何も買わない(買えない)な、と思っていたのですが、安西リカ先生の新刊が出てるじゃ、ありませんか!?いやーん、どーする?と迷ったのは一瞬で、購入しました。前作の嫌いな男も買って読んだんですが、再読したくなりました!この眠そうな顔した攻めっていうのが良いですね。受けがあまり選びそうにない、のんびりとした人で、攻めが凄い好き。受けはずっと昔の男が忘れられないでいて、仕事で絡みもあるのでいろいろと思い悩んでいましたが、良い人見つけたね〜という気持ちになった。受けがベッドに入る前、あんなにタイプじゃないって言ってたのに、どうしようもなく惹かれていくのとか、攻めに恋人いるみたい…!ってなって、現場から逃走するシーンなんかは、胸が痛くなりました。かわいい受けだ…。あまり嫉妬とかしない攻めが、ラストでは牽制するかのように登場したりして、これヤバい、こんなんメロメロになるやん…という感じで。攻めとの別れ話が拗れかけた時も、普段温厚な攻めから心配して怒鳴りつけられたりして、キューンとなりました。歳上な攻めって良いですよね、余裕があって。今回もいつも通りの安西リカ先生作品です。でも、新刊が出てるの見ると購入を我慢できなくなって、ついポチッとしてしまいましたね。案外、ずっと現代で、リーマン物書いてくれる先生少ないので貴重です。本当ありがたい…この安定感を求めている人には、この新刊も刺さると思います。ごちそうさまでした。