このレビューはネタバレを含みます▼
アイドル顔だけど身長が伸びなかった小田切大志(162cm)は､同じ高2の塚本春臣に自分の理想を見ています｡背が高くてクールで一匹狼な塚本のカッコ良さの秘密を手に入れようと近づいた大志に塚本は｢俺の男らしいところを知りたいんだったら､とりあえず彼女になれ｣と言います｡素直な大志はチョロっと流されてホイホイと放課後デートに向かうのでした｡そこでお約束の｢おもしれえヤツ｣が炸裂します｡大志の言動が本当に可笑しくて､さらにあざとくない天然な可愛らしさが魅力的です｡あれよあれよとちゅーまでしてしまい焦る大志ですが､人を寄せつけず大人っぽい塚本にも高校生らしい可愛いところのあることがわかってきて｢お友達から｣ということになります｡案の定､大志は怒涛の勢いで流されてゆき､文化祭でクライマックスを迎えます｡もちろん大志は女装で赤ずきんちゃんなのでした｡DK同士のラブコメの定石ですが､テンポの良さに､キャラの明るさと生き生きした表情がとても良い楽しい作品でした｡
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