悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?(コミック)【分冊版】
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悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?(コミック)【分冊版】

十夜・宵マチ(SQEXノベル)/さくまれん/汐乃シオリ

コレはかなり難解な作品のようですよ!

ネタバレ
2023年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「難解」・・・というか、タイトルにある溺愛ルートが何を指すのか!?
11話、藤の花の下で話すウィステリア公爵家の「ジョシュア」と「ルイス」、主人公「ルチアーナ」とその兄「サフィア」、この4人の会話が回りくどくて、それまでのお話の内容とかけ離れてきていて、悪役令嬢の恋愛ゲームのようなフワフワした筋書きではない事が判明してきます。
12話冒頭に『魅了編のあらすじ』があり、コレを読んで何となく掴めてきました。ただコレだけでは前半の「フリティラリア公爵家」での一件の説明が無い為(そもそもこの件で最大の謎が浮上してくるのですが・・・)、やっぱり順を追って読み解いていかなければいけないのでしょうが。
世界樹(エグドラシル)の魔法使い、四星の中の「東星」、そして兄の契約、謎の弟「コンラート」。
原作を覗くと、物語はこれからもっと奥深く長〜いお話になっていくようで、どうやら、転生悪役令嬢モノの恋のアレコレとはかけ離れたお話のようです。
ストーリーは謎に包まれていてとても興味をそそられますが、あまり脱線せず、言葉遊び的な表現は控えていただいてお話が進むといいなぁと思います。
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