透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。
」のレビュー

透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。

志馬なにがし/raemz

勇気をもらえる心に響く作品

ネタバレ
2023年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 感動系です。
めちゃくちゃ泣きました、心を抉られました。
読んでいて、胸が苦しく逃げ出したくなりました。
山場が、ただただ辛かった。
自分にもできることがある、という希望が打ち消されていく物語です。

しかし、そんな中でも、前向きに頑張るヒロイン。
目が見えず、病弱な彼女の前を向く勇気。
これに最後まで支えられて、読み終えました。
″花火″がこの物語の重要なキーワード。
物語で語られる花火が、とてもきれいできれいで。

絵もきれいで、とてもお話に合っています。
章の始まりに絵が挿してあり、その章をなんとなく想像しながらその章を読むことになり、とても良かったです。
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