その世のどこか、蒼天のゆりかご【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】
鯛野ニッケ
このレビューはネタバレを含みます▼
シリーズ完結巻(1:地図にない国 2:常夜の楽園 3:蒼天)
満を持してのリアンドロス×シンの主従愛きました。
シン様の人格や思考等の説得力は前二作あってこそのこの完結巻◎お見事です!!
シン様がお腹にいる頃からの忠誠心と慈愛に加わった劣情。
夜毎悪夢に追われる程の苦悩がビシバシと伝わりしんどくて。
奔放に世界中を旅して来たシン様らしく逃げずに俯瞰的に向き合う人柄を読めて、前二作からシン様をずっと好きでいて良かったなと思わせてくれた展開に感謝◎
シン様が奔放でいられたのもリアの深い慈愛の賜物で、シン様の心の居場所がリアだったとは素敵。愛することを許されるってどうしてこんなに心に刺さるんでしょうね笑。表紙を改めて観ただけでもジーンときます。完結は寂しいけど感無量◎
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