来世は他人がいい
」のレビュー

来世は他人がいい

小西明日翔

簡潔にお伝えすると、クッソ興奮する。

2023年10月29日
深夜4時、雷鳴と雨の降る中少し冷える空気に身震いしてページをめくり、もぞもぞ足先をさ迷わせながら心のままに読み進めていく。暗がりに画面の光が目立つみたいに、霧島の心に刻まれた吉乃の顔が脳裏に焼き付くのをまるで追体験してるみたいだ、なんて音を立てずに笑ってみる。
人生がつまらないと感じていた一人の男が、たった一人の女に鮮やかに彩られ、にんげんになり、ケモノになる様は見ていて楽しかった。
そんな二人の関係性を液晶越しに眺めて最新刊に追いついた頃、私の口から小さく言葉が漏れた。
好き〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜‼️‼️‼️‼️‼️‼️
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