プリティーウーマンBL版

映画「プリティーウーマン」って、もう33年ぐらい前の作品なのですが、この「玉の輿ご用意しました」を読んだ瞬間に、思い出したのが「プリティーウーマン」でした。孤児のように荒んだ生活をしていた青依が、それまで出会ったことのない階層に属している印南に出会って始まるラブストーリー。青依がとにかく可愛いくて、印南との出会いによって、自分の人生を考えて成長していく様子は、読んでいて清々しい。そしてハイクラスに属しているはずの印南にも変化は生じていき、4巻が終わる頃には、お互いに無くてはならない存在になっていきます。印南と青依を取り巻く周囲の人達も魅力的で、本当に面白くて4巻一気に読んでしまいました。クライマックスとのことですが、これで終わりでは無いですよね？次巻が待ち遠しいです。