花宵道中
」のレビュー

花宵道中

斉木久美子/宮木あや子

切ない

2013年11月14日
身を売っても、(売られてきても)食べて寝れるから幸せなのだと生きていく強さ、慎ましさ、恋をすることは許されないと痛いほどにわかっているからこそなのか止めようとあがくほど恋い焦がれる狂おしいほどの想い。
好きな人と過ごしたい、そんなごく当たり前の女の子の気持ちが悲しいほどに伝わってきた作品です。

いろんなタイプの遊女さんがいてそれぞれに恋模様もあり…話は1話ずつですが、どこかでつながりがある因縁を感じるストーリー。個人的には…八津の話が共感できました。
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