このレビューはネタバレを含みます▼
時代物のストレートな三角関係で読みごたえありました。
昭和以前は社会的に成功した人が妻も愛人もいることは少なくなかったと聞きますが、どれだけ美男が焦がれても綺麗な話ばかりではなく、振り回した人が追い求める側に堕ちていくのも満足です。
綺麗どころよりも愛嬌のある娘に惹かれるところや、最終的には穏やかな幸せをくれるに妻に落ち着いたところも納得ですが、3人それぞれの魅力もあってどのキャラも好きでした。1番良かったのは絵がキレイなところ。
序盤の戦線布告してきた派手な愛人が当時本当にいそうでストーリーにあってました。