このレビューはネタバレを含みます▼
魔族は人間を食料にしていた過去があり、しかし食べてしまうとなくなるので「下の口(上も可能)から体液を摂取する食事」をするようになった魔界の話です。上流魔族が人間を飼う中、褒美で中流の家に人間が与えられます。中流魔族のネロはリモーネ(人間)と会話をしたり触れ合いますが、それが異質なものだとしりませんでした。餌とは話さないのが普通という概念のもと、おかしいものだと見られますが ネロは自分をつらぬきます。人間は魔族より先に亡くなってしまうこともあり、最後は見所がある終わり方でした。別れがどうしてもある関係なのに悲しくなく読めました。
かわいい攻めで、スパダリ系気質の受けなので攻め×受けというよりなにか新しいものを見ているような感覚になりました。