恋になるには遅すぎる
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恋になるには遅すぎる

安西リカ/佐倉ハイジ

小説 長年の両片想い

2023年11月7日
リーマン和馬とアパレルパタンナー那由多の話。小説。安西さん好きで作者買い、いつも安定して面白い!本作の表紙と挿絵の佐倉ハイジさん、もう、素晴らしかった…こんなにイメージ通りの素敵でキレイな絵を見ると、きっと佐倉さんも安西さんの作品が好きなんだろうなあと思えてホッコリしちゃう!
小学3年からの幼なじみの和馬と那由多は同居してて、そこに甥っ子のヨシキを預かることになり…というストーリーで、読みやすいしハラハラもなくホンワカ。
2人の元カノが出てくるんだけど、どうしてか元カノってのが出てくると居心地悪いな、あと那由多とヨシキが2人とも漢字三文字で、どっちがどっちかパッと見わからないことが多かった…。
途中和馬が言うセリフが印象に残った「本音を隠したり、良かれと思って気を回したりしてたら、結局本当に望んでいるところには辿り着けない」
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