このレビューはネタバレを含みます▼
完結しましたね。読了しました。
1巻がとてもおもしろくて続き楽しみにしてて。2巻の始めくらいまでは楽しく読み進めてたのですが。(お兄様も弟も素敵で優秀。お兄様の従者がww)
まず、黒幕の動機があまり理解(納得)できない(犯罪者の心理だから理解できてもあれですが)。
次に、死で解決が何より後味悪い…(わかってたなら止める手立ては他になかったの?)
他にも、魔物対決は決着ついてないし(原作は続くのかな)、お姉様も結局現れないし(原作は…以下同文)、お父様は本当にいつから?当主ちょろすぎだろ(自称一族の落ちこぼれヒロインよりあかん…)。
ヒロインが魔物食べるシーンもフシュたちの料理シーンも最初だけで、もっとフシュたちを見たかったし、ウシュガルルなんて良いとこナシのまんま(原作は…以下同文)で、魔物との関係というか「魔物と巫女の絆」を活かしきれてない感じがしました。
王もさ、さっさと婚約解消させちゃったのもすっきりしない。
無血制圧を試みたヒロインをあっさり切って次の婚約者を決めろって王族関係者が起こした騒動(のとばっちり)なのに?
あと、ヒロインの隠し祭壇はいつ殿下にバレたの?笑
結婚式のやり直しシーンもなく終わるとかorz(表紙だけで納得しろと…)
とても楽しみに読み進めていただけに、あまりにも色々すっきりしない終わり方で残念でしたが、ミステリー好きにはいいかもしれません。