ヒロインが『引っ込み思案、口を開けば噛みまくるほどおしゃべりが下手&固い表情が怖くて誤解される子』と『天使みたいに愛くるしい見た目で、利発的な子』という相反する要素を持っているのですが、これらを上手く調和させられていないように感じました。というか、これでは孤高のぼっち令嬢とは呼べません。タイトルが死んでます。”虐げられるヒロイン”という設計をする際に、目立つ要素を入れようとヒロインの設定を魔改造した結果、これを扱いきれずに普通のいい子へと戻さざるを得なくなったのではないか?という印象を受けました。
1話の雰囲気は非常に良かったので、主人公が色々こじらせてる性格であるという設定をなんとか頑張って維持したまま、エンディングまで話を持っていって欲しかったですね。