殿下の騎士なのに「運命の紋章」が発現したけど、このまま男で通しちゃダメですか?
夜明星良/さばるどろ
このレビューはネタバレを含みます▼
とにかく感動しました😑ヒロインは屈指の強さを誇る剣の腕だけど、女性騎士を認めていない国家のせいで、男性と偽って殿下(ヒーロー)の護衛騎士となります。ある日、ヒーローとヒロインの手のひらには運命の紋章が出現するのですが、これはお互いに強く惹かれあい、他の人とは恋愛(結婚)できないぐらいの引力があるのです。でも、ヒロインはずっと騎士に憧れて、いろんな苦難を乗り換え護衛騎士という立場になり、忠誠を誓った殿下のために、生涯を捧げる信念を曲げません。一方、殿下も、騎士として頑張るヒロインの姿に一目で気に入るのですが、ずっと男性だと思い込んでいるので、たとえお互いの手のひらに運命の紋章が現れようと、こればっかりはどうしょうもありません。ここからストーリーは展開してゆくのですが、最初はコメディタッチでおもしろおかしく読み進めて行くのに、中盤ぐらいから壮大な山場をむかえます😄終盤にヒロインがヒーローをかばって死にそうになるのですが、そこからのシーンがとても感動的でした😍ピュアなヒーローが手探りで愛を確かめる姿がたまりません‼ラストはもちろんハッピーエンドで、読後感が本当に爽やかで良かったです💗エチシーンはドロドロしたものではなく、本当にこの物語に合った甘い感じのもので、大満足でした😃
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