眷愛隷属
」のレビュー

眷愛隷属

夜光花/笠井あゆみ

4巻までの感想です

ネタバレ
2023年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 島で話題になっていたので一先ず1巻購入。さくさくと読める作品で、少し捻くれた攻めが愛らしくて、討魔師と眷族の関係が面白く、さらに4巻まで買いました。可愛らしいラブコメです。攻めも受けもお互い相手が自分のことを好きだと言い合うの微笑ましいです。4巻の終わりにあった攻めの率直で全く飾り気のない真摯な愛の告白が格好良かったです。あんな甘い純真な言葉を突然もらい慌ててしまうの理解出来ますわ。ケンカップル的な雰囲気はそのままでしょうけど、これで正式に恋人同士となった彼らのこの先が気になります。でも何かあると色々な所の神様に直接相談出来るって便利でいいですね、神話の世界のよう。それとも”神“とはそんな存在なのだというメッセージが込められているのでしょうか?攻めと受けが最初に致した時は、合意ありって理解なのですね。白狐様容認されてますから。眷族が憑いている討魔師に対して品行方正かつ規則正しく季節感のある生活を求めるっていうのも興味深い設定だと思いました。

1巻ではそれ程気にならなかったのですが、受けのようなキャンキャン五月蝿く熱血お馬鹿キャラは私好みではありません。長男は一面的なキャラ、そのお相手は記号の様な薄さだと思いました。三男に至ってはこのキャラの作品内での利用価値を考えてしまう程です。
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