曙橋三叉路白鳳喫茶室にて
」のレビュー

曙橋三叉路白鳳喫茶室にて

高尾滋

続きが出るまでが長い

ネタバレ
2023年11月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大正~昭和の和洋折衷な雰囲気が好きな人にお勧めです。行方不明のクロードを一人待ち続ける金蓉は切ないですが、彼と彼に関わる周囲の人々との一期一会の交流には心が温まります。金蓉とクロードの関係がBLなのかブロマンスなのかはまだわかりませんが、二人は幼馴染で、兄弟で、親友で、そこに恋愛が加わってもいいような気がするし、クロードの貴族としての立場や時代背景を考えると結ばれることはない気もします。クロードは王子のような外見に反して図太そうだし、どこか遠くでたくましく生きているんでしょうけど、せめて金蓉には一言あって欲しかったと思います。
個人的に私の中のクロードのピークは14才でした。
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