后宮のオメガ
」のレビュー

后宮のオメガ

露久ふみ

作画そんなに気にならなかったです!

ネタバレ
2023年11月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 強いて言うなら、2巻163pの兵士たち。これはひどいかも…と思った。これは下描きです(断言)ハーリドはしっかり描かれてるから忘れちゃっただけなのかも。
読んでいくうえでちょっと気になったのは、1巻&2巻のデジタル描き下ろしおまけ、2巻の42pイリヤ、169pイリヤ、201pの左下イリヤ(急になんか白い)、シーモアおまけ。
作画酷いかも…っていうレビューを読んで、もはやどこだどこだ?と探しながら読んでても、おっ…??となったのはこれだけです。
あとの簡略化した描き方はよくあるギャグシーンとか驚きを表すとかで急に作画変わるやつ、で通用するかなと。
ピアスがあったりなかったりは、まあ描き忘れしやすいところだし、しょうがないよねーの気持ちで私はあんまり気にならなかったです。
まあ相当酷いのかも…と覚悟しながら読んでたから逆に気にならなかったのかもしれませんが…。でも気にならない人はほんとに気にならないと思います。

あと、イリヤが2巻で急に良い人になりすぎってレビューあったけど、でもよくよく考えてみればハヌに来て、ハーリドど出会ってから8年も経ってるんですよ…。
8年って長過ぎる。その時間あれば小学4年生が成人できますからね…。
8年もあって、祖国では誰にも相手にされなかったイリヤにタルジュとスゥヤはずっと着いてきてくれるわ、民は自分のことを心底信頼してくれるわで、そりゃ心境の変化もあるでしょう。ハーリドが守りたいといっていたハヌの国とその民を、自分も守りたいとも思うでしょう。
blというくくりでその空白の8年間を描くわけにもいかないから、これが1番綺麗な描き方なんだと思います。

なにはともあれ内容はめちゃくちゃ良い。
個人的に褐色タレ目と色白美人好きなので補正かかってるのもあるけれど、賢いイリヤとまさしく王の器であり理性の塊であるハーリド、良かった。
大人になったハーリド見てそんなすぐ欲情(欲情?)するかなぁ、だって記憶の中ではずっと子供のままで止まってるし…とも思ったけど、子供のときで既にハーリドはイリヤにとっての太陽兼王様になってたし、8年も思い続けてたのと、アルファとオメガだし、なによりハーリドイケメン過ぎたのでそのへんはチャラです。
読んで後悔はしないと思います。ぜひいろんな人に読んでほしい!!!
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