高嶺のSubは擬態する
」のレビュー

高嶺のSubは擬態する

鳥丸太郎/コオリ

スムーズな

ネタバレ
2023年11月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 特段悪い人も出ず、拗れもせず、追い詰められることもなく、これと言った山や谷もなくスムーズに話が進みます。お話としてはうまくまとまっていると思うのですが、説明文で済まされる事が多く物足りませんでした。美味しい設定な筈の、お互い実家がDomの名家設定も説明文で終わります。大した妨害もなく、強いて言えば攻めの弟君の程度の低い絡みくらいで、反対者は皆無です。紳士なDomとすんなりパートナーになるというお話です。ハイランクのDom、しかも、Bランクからのハイランクへ努力?でランクアップしたDomとSSSランクの貴重なSubという設定は、特になくても良いくらいお話には活かされてません。設定を活かすには巻が足りないのでしょう。小説を読めば、その辺りはすっきりするのかもしれませんが、小説は発売当初気になり、挿絵も円陣闇丸先生ですし、買うつもりで、それでも一応試し読みをしてみてやめてしまったという、、、。漫画を読んで、改めて小説の購入を考えましたが、やはり惹かれませんでした。
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