恋するインテリジェンス
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恋するインテリジェンス

丹下道

史上最高の作品に出会いました!!

ネタバレ
2023年11月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 10巻長いなと思い、購入していたものの読まずに温めていました。何でもっと早く読まなかったのか、こんな素晴らしい作品、もっと早く読めばよかった。読み始めて早々に思いました。内容は少し難しめで、文字が多く、登場人物も多いので、読むのに少し時間がかかりますが、その分内容がしっかりしすぎるほどしっかり詰まったもので、奥が深く、読めば読むほどにいろんなことを知りたくなる、もっともっと欲しくなる、終わりなく読み続けていたい作品です。登場人物が多いので、人物相関図を見ながら、読み進めていきました。ほんとにいろんな人物がいるので、きっと刺さる何かが見つかると思います。舞台は官僚たちの職場、潜入捜査やハニトラやスパイや時には危険な任務などをこなす眉目秀麗な男性たちがたくさんでてきます。能力に秀でた者たちがTC(トップキャスト)=攻め、BC(ボトムキャスト)=受け、に選ばれて、TC、BCはバディとして組むことになります。バディとしての訓練をして、仲を深め、捜査に必要な能力を磨いたりするのですが、だいたいバディ同士が恋人になる傾向にあります。そしてだいたいTCがベタ惚れ、やばいぐらい嫉妬深い、変態だったり。BCの戸堂と先森はかなりのツンです。針生×戸堂のバディに関しては針生が戸堂のこと好きすぎてやばいです。実況ビデオ撮り始めたのやべぇけど、最高!!ってなったので、ぜひ本編で。柳×先森のバディですが、柳の誕生日の日のあのシーン、これがもう!!めちゃくちゃエモかったです。今年1番ニヤニヤしたと思います。読みながらスマホ投げました。家でよかったと思いました。10巻全部通してここが1番好きなシーンです。好きすぎてそのシーンスクショしたぐらいなんで。他にもいろんなバディが出てきますし、先輩と後輩の関係性だったり、上司と部下のやりとりだったり、(バディは同期同士のみです!)同期の友人関係だったりも読んでて面白いところです。一人一人、育った環境や、性格、容姿、さまざまで、それぞれに過去のいろんな出来事や家庭のこと、過去の仕事のトラウマなど、いろんなものを抱えていて、それぞれのバディにもいろんなドラマがあって、まだまだ知りたいこともあるし、これから進展して欲しいバディもいるし、永遠に続いて欲しいずっと読んでいたいです。この作品がこの世に生み出されたこと、作品を知れたこと、なによりBLに出会えてよかったと思える作品でした。
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