冥府の王の神隠し
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冥府の王の神隠し

櫛野ゆい/円陣闇丸

序盤はちょっぴりミステリー仕立て?

ネタバレ
2023年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過去視点が誰のものなのかわからないので、あの時のあの回想は攻めだったのね!となりました。なんか幼少期愛されずに育った攻めは可哀想でちょい見てられない感じだったよ。そんな攻めが受けと出会えて良かった。最初、攻めはそっけなくて、でも冷たくはなくて、だんだんと記憶を取り戻す過程で受けは攻めへの思いも思い出していって〜という流れ。その後、攻めに殺されそうに!?と大ボリュームなんですが、なんかしらの要素削れなかったんですかね…ちょっと長過ぎて途中中弛みしました。面白かったのに、長過ぎて少し疲れてしまい、自分の体力のなさを痛感笑300ページ超えは長い。これが何冊にも渡る長編だと思って読むのとは心構えが違うからね。ケルベロス達のやり取りも面白く、円陣先生のイラストも麗しく、満足度の高い作品です。…が、やっぱりちょっと長いので星は4かな
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