恋するミルククラウン
」のレビュー

恋するミルククラウン

まさき茉生

甘いというより激重い(笑)

ネタバレ
2023年12月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに1巻から再読しました。糖度高めのカフェオレ飲んだ気分です。

【ボーイズバーで働く玲音。誰にも本気にならず、好きと言われたら好きと返していたが、カフェの店長、柊介に出会ったことで気持ちが変化していく】

えーと、どこから書きますか。まずこのシリーズは『恋するヒプノティックセラピー』の番外続編、スピンオフに当たります。話は独立していますが、あちらの主人公たちが脇キャラとして登場するので、あちらも読んでいた方がどっぷり浸れるかと。

主人公である玲音はちょっとヤンチャな気配のする、割りと気の強めなネコキャラ。若干のトラブル体質で、恋愛事にも問題多めです。柊介と出会って恋を知ります。甘いのが苦手という玲音は、柊介が甘やかすのにだんだん不安になっていったり、嫉妬したり、反省したり、他のカップルを羨ましく思ったりと、感情が豊かに。

なかなか素直になれない玲音を柊介はゆっくり柔らかく包み込みます。玲音は自分の人生を変えてくれた大事な人。ベタぼれの相手。ひたすらに甘やかして優しくして可愛がりたいのです。そんな二人だから相性はばっちり。ちょいちょい横槍が入るけど、関係が不安になるほどの要素はありません。

不安になるとしたらそうですね、柊介の激重ストーカー気質な性格ですかね(笑)爽やかな顔して意外と陰湿。笑顔で敵を払っていくタイプです。ヤンデレ寸前。いや、ちょっと闇入ってますね、あれは…。たまに笑顔が怖いです。最終的にウェディングフォトですからね。囲い込みがエグい。重い。巨根。

1巻より2巻がエロ多めで、ひたすらずーーーっとエロシーン入ってます。途中、あれ?R18版だったかな?と思いましたが、ちゃんと白抜き修正でした。おかしい…。つまりそれくらいエロが重いんですよね(笑)しかし玲音はその重苦しさが気持ちいいらしい。なんという相性ぴったり。いや、柊介に慣らされてしまったのか。やっぱやべーな、あいつ…。

番外や小冊子付きをシリーズとして同梱してくれて嬉しい。ありがたい。別売りになると買い逃しもあるので全部まとめてもらえるのホントありがたいです。
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