クライマックスが駆け足





2014年1月3日
立ち読みから期待するようなノリは長くは続きません。オチも統一解釈ができないモヤモヤ+オカルト?。登場人物たちが語るセリフの所々にハッとさせられるものの、謎解きともミステリーともファンタジーともどっちつかずで(実際そういう会話が話中でなされますが…笑)、読んだ後に頭の整理が必要。都条例の非実在青少年問題に対するアンチテーゼ漫画だと思いますが、そこを度外視してエンタメとして読むと肩透かしな感じです。固い本は考えさせられる一節が見つかれば良しと言いますがまさにその類。個人的には悪くない…とはいえベテラン作家なのに粗削り感が拭えませんでした。ちょっと残念

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はむなぷとら さん
(女性/40代) 総レビュー数:81件