このレビューはネタバレを含みます▼
それが良い、という人には適してるのでしょう。
幼馴染との両片想いの状態にまた転生してきた聖女か現れて引っ掻き回されてる物語。
これは別に転生エピは要らないんじゃないのかと。癒やしの力とかそれっぽい力を持った人物が追加で現れてごちゃごちゃしてる程度で充分両片想いの2人の話は作れるはず。
むしろ遅れてきた転生者がいいねをもらった云々がうるさいし、媚びた態度が苛つかせる。コンプレックス持った神官の八つ当たりも見苦しい。
手が小さくて無駄に絵が下手に見えるのもあるかもしれないけれど、陽菜とヴィリがウザすぎて読みたくない気持ちと主人公達が円満になるまで見届けたい気持ちとでビミョーな心持ち。読み続けるか迷う…(単行本3巻まで読了)
そもそも聖姫になったら離婚されるのに応援する王もアホ。
立場云々言って離婚を引き伸ばしにしておいて、自分の気持ちを優先して相手の幸せを願えないお子様。さっさと素直にならないから拗れてるだけなのに助言してあげる臣下もいない王っておかしくない?
聖女が新たに出現したら王妃になるっていう慣例があるなら立場上簡単に離婚できないっていうのもおかしいし。
陽菜を聖姫にし、かつ王妃にして主人公と離婚するのが一番円満。
それに気付かない主人公もどうかと思うけどなんで気付かないの?
初めのうちは主人公を応援したい気持ちが強かったけど、今では周りの人間がウザいともあって読むのもなぁってなる。