ひるなかの流星
」のレビュー

ひるなかの流星

やまもり三香

いい漫画だったけど満足感は低い

ネタバレ
2023年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先に全巻読んだ椿町ロンリープラネットの途中に掲載されていた番外編をうっかり読んでしまったせいで獅子尾先生が独り身なのを知ってました。最後は馬村とくっつくんだろうな、と分かった上で読みました。笑
全巻読み終えての感想は獅子尾先生切ない、悲しい、です。すずめはとても素直でいい子なので大好きです。馬村も口下手だけど誠実でいいやつ。同い年カップルで可愛い高校生らしい交際をしていてなんの障害もなく付き合えて結果的にそっちのが幸せになりやすいよね、よかった、と思いました。
対して、先生のほうの不器用なことよ...最初から真剣に告白して周りに隠しながら、すずめを大事にしながら交際すればよかったのに、まぁでも現実には無理だわな、ロリコンて言われたり教師としても生きていけない、信頼も収入も失うだろうなって思いました笑 なので可哀想だけどすずめと結ばれなくて獅子尾は社会的信頼も失わず普通に生きていけるので結果的にはよかったのかな、と漫画の世界なのに妙に現実社会での男教師と女生徒との恋について思いを馳せました笑
あと椿町ロンリープラネットの時も思ったけど両思いになってからのイチャラブ度はかなり低めです。もう少し幸せなイチャイチャ見せてほしかった。キュンキュンしたかった。どちらもあっさり最終回であっけなさすぎます。
1回目読んだ時は前半が馬村の印象が薄かったので2回目は違う感じ方しそうなのでとりあえずもう一回読み直そうと思います笑
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