ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】
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ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】

セキモリ/クレイン

色んな要素が入り乱れてる

2023年12月9日
作画が好みでなんとなく読み出して、はじめの頃は話が行ったり来たりでなかなか理解できなかったけど、何度も読み返してるうちに流れがつかめてきて…。

いつもながら作者の方々の会話の流れ、内容、文章の訴える力は凄いと思います。何度読んでも同じところで涙してしまう…言霊の強さに共感するばかりです。ほんと、何度読んでもです。

ララのアリステアに対する思いや、アリステアのララに対する気持ちが、痛いほど伝わってきて、今とても幸せな気持ちになってます。

人間の嫌な部分も、優しく包み込むララの優しさが、凶暴で冷酷なアリステアの心を溶かし、ララの望んだ未来を、ララのためにララに褒めてもらいたいために造り上げてきたアリステアの一途さがとても健気で愛おしく感じました。
理想が詰め込まれた街がとても羨ましく思えます。

アリステアが1人王都に出向いた事がなんとなく気がかりですが、次の巻を楽しみに何度も読み返します。
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