きみは僕の嘘
」のレビュー

きみは僕の嘘

四宮和

義兄弟

ネタバレ
2023年12月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ セールにて作者買い。
『心情呼吸』を読んでから、先生の物語の雰囲気に惹かれて他の作品も読んでいるところです。
先生の作品って、登場人物たちの抱えきれないほどの気持ちが伝わってきて、無性に泣きたくなるんですね…。特に今作は義兄弟ものなのでキャラたちが家族でいようとする気持ちと、それでも好きだという気持ちが爆発しそうな心情が痛いほどに伝わってきて苦しかったです。
親の再婚で兄弟になった、大学生の兄・光基と高校生の弟・侑李。
光基はずっと家族でいるために自分の気持ちをおさえていたけど、他の男といる時に偶然侑李と会ったことから、侑李は自分の気持ちに気付き告白してきた。
2人が家族でいるか、恋人になるのか、というストーリー。
父親と光基の確執もあったけど、色んな意味で殻を破った光基が自分の気持ちなは正直に生きていけるようになって心から良かったなと思います。
事後の描写があったけど、このCP受け攻めははっきり分からずです。光基にキスマークがたくさんついてたので侑李×光基かな?CPの雰囲気もそうかな?とおもいますが、光基のお相手がネコって言ってたのでどうなのかは謎です…
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