読めない展開に引き込まれる





2023年12月14日
“4月の東京は…”→“東京―四季―”→こちらの作品と読んできました。本作は前作に引き続き蓮のお兄ちゃんCPが主役です。繊細でいつも張り詰めてる彼が気になっていたので嬉しかったです〜!
お相手となる神宮寺の厳しい生い立ちから物語が始まります。重いんですけど、ちゃんと救いとなってくれる人があらわれます。それから二人の出会い、執着、良くも悪くもお互いの支えになっていく過程が丁寧に描かれています。攻めから受けへの執着ってめっちゃ好き。逃げてばかりの兄がもがきながら自分の意志で幸せをつかもうとする姿に泣けました。読み進めるうちにタイトルの良さにも気付かされます。
描き下ろしは早乙女家の兄弟の話。きっとみんな幸せになるな、と期待をもたせる形で終わっています。全体的に重いんですが、このお話のおかげで幸福感のあるラストになっています。
惜しかったのは、他のレビューにもありましたが、登場人物の顔が結構似てるんです。複数CP出てきてるので見分けに一瞬悩むこともあり、物語に集中しているだけに残念でした。
同シリーズ作品が上下巻なのに対し、こちらは1巻です。しかしそうとは思えない読み応えのある作品でした。ストーリー重視の方や、重い話を読みたい方におすすめします。
お相手となる神宮寺の厳しい生い立ちから物語が始まります。重いんですけど、ちゃんと救いとなってくれる人があらわれます。それから二人の出会い、執着、良くも悪くもお互いの支えになっていく過程が丁寧に描かれています。攻めから受けへの執着ってめっちゃ好き。逃げてばかりの兄がもがきながら自分の意志で幸せをつかもうとする姿に泣けました。読み進めるうちにタイトルの良さにも気付かされます。
描き下ろしは早乙女家の兄弟の話。きっとみんな幸せになるな、と期待をもたせる形で終わっています。全体的に重いんですが、このお話のおかげで幸福感のあるラストになっています。
惜しかったのは、他のレビューにもありましたが、登場人物の顔が結構似てるんです。複数CP出てきてるので見分けに一瞬悩むこともあり、物語に集中しているだけに残念でした。
同シリーズ作品が上下巻なのに対し、こちらは1巻です。しかしそうとは思えない読み応えのある作品でした。ストーリー重視の方や、重い話を読みたい方におすすめします。

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こねこ さん
(-/-) 総レビュー数:45件