このレビューはネタバレを含みます▼
映画のワンシーンを脱ぎ出したようなストーリー。
はじめは何がなんだか全くわからなかった。
【人間は】と管を巻くリーマンは実は異形なのか?(口のピアスが角に見え)マフラーを編んでいる男性は物の怪を退治する人なのか?
淡々と二人の会話で物語が進み、ラスト3ページで左岸先生とは思えないラストに、いやタイトルで分かれよと自分を恥じました。
Aを読みBへ。Aのみだったら悲しすぎるエンディングです。
BがあってこそAが活きる!
ちなみにBLであってBLでない『ワンルームエンジェル』のようなキスすらもないストーリーですが、たった各22ページ、計44ページでもスッキリと奥深く読ませてもらいました。
コマの多いダラダラ会話で進む序盤も終幕のラストを盛り上げるのに必要なストーリーにB読み終えたらAをとエンドレスて読みたくなります