このレビューはネタバレを含みます▼
野白ぐり先生のほわっとした線とブラウスなどの洋服装飾や周りの中世的家具がすごく合っていてページめくる度に眼福です。ミカドはこの先いつ終わりが来るか心の底で常に覚悟しつつも、アロイへ恋い焦がれる気持ちがちょっとした動作ですごくわかるからもうたまらんたまらんの連続。少年期から青年期にかけての秘密と不安がようやく実を結んだ安堵感、本当に長い長い夜から夜明けを迎えられて良かった。。あとめちゃくちゃ良い味出してたマキトお母様、自分が大好きだった人の子供(ミカド) とアロイの関係性がどういうものか決めかねて一応お見合い用意してみたり、アロイへの気持ちの言質取りたがってるのがカワイイ。正直言ってごらん?ウェルカムよ!って感じをポーカーフェイスで隠してるけど、最後まで読むと隠しきれてないな!?ってなります。2人の良いお母様。