ダンス・ダンス・ダンスール
」のレビュー

ダンス・ダンス・ダンスール

ジョージ朝倉

潤平の素直さがとにかく眩しい。

ネタバレ
2023年12月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 潤平を軸に、バレエという未知の世界にどんどん引き込まれていってしまい読む手がとまらず、あっという間に最新巻に到達です。

周辺人物へのスポットライトの当て方もさすが朝倉先生。
良い奴嫌な奴いっぱい出てくるんだけど、深堀されていくことで人間くささを感じて結果みんな好きになってしまう。

そしてこんな厳しい世界でドロドロな気持ちにならないのは、潤平の存在が大きい。
バレエ男子とバカにされても、下手と笑われても、潤平はただただ、「バレエが好き」「踊りたい」という純粋な気持ちに身を委ねて、キラキラと輝いている。
その天性の真っ直ぐさが本当に眩しくて羨ましい。

先生陣もキャラクター濃くて大好きです。
推し(先生)は五代先生とバンダ中村先生かなあ。
どんなスポーツも勉強も、素晴らしい師がいるって本当に幸運なことだと思います。

あと油断してると泣きます。
特に流鶯が毎回泣かせてきます。
彼ほど感情をダダ漏れにして踊ってるダンサーを知らない。

見所がありすぎて1000字じゃ書ききれない!

まずは1巻を手に取って、この世界にドップリと浸かってみてください!
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