凶乱令嬢ニア・リストン 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録
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凶乱令嬢ニア・リストン 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録

南野海風/古代甲/磁石

すみません!辛口です。

ネタバレ
2023年12月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作画も上手いしテンポもいい・・・けれどストーリーがハマらない😓
既刊2巻まで読みましたが、続きが知りたいかというと疑問です。
冒頭、術師により、生死の境を彷徨う病弱な幼い令嬢の身体に、あの世から蘇らせた死者の魂を押し込まれ、呼び覚まされた魂の持ち主は「氣」というものを操り、その身体を甦らせる。その魂の主が最初のページの人物なのだけれど、それも魂は女性だった模様。そして名前も令嬢と同じ「ニア」。汲み取れなかった私も悪いのですが、それらを全て本作の説明文や原作の紹介文で知りました。
物語の舞台「アルトワール王国」で主人公「ニア」の生家は上位貴人で富裕層ではあるが、魔法映像(マジックビジョン【いわゆるテレビとおぼしきモノ】)放送会社の経営をしていて、多額の投資により近年中に利益を出す為に主人公が出演する方になって・・・という流れ。
その主軸の内容も、今のテレビの世界を後追いするような展開で、現実世界のテレビの廃れ方を見ていても、とても興味を持てるあらすじには思えません。
そして、魂が乗り移ったとはいえ4歳の少女が(2巻までで6歳)強すぎます。
よく練られた内容だとは思いますが、面白いと感じられませんでした。これから主人公が大人の女性になっていったら、違う角度で見れるでしょうか?
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