このレビューはネタバレを含みます▼
ヤクザものは他ジャンルや小説でも読むし、「そんな」場面なんか当たり前だし消化もできる。でもこの作品、というか少女マンガでは「そんな」場面ちょっと違う気がする。妻の孤独も組も救う信念を実現するには大悟と志貴の立場の死は要素としては必要不可欠だったんでしょう。でも、でも!この作品においてはあまりにもキツすぎるT^T 志貴、死ななきゃダメだったのですか?(号泣)
以前作者さまはバッドエンドもあり得ると仰っていたし、したくはないけど想像はしていました。だけどこんな非情はあんまりで。もう8巻キツすぎる(涙)なんとか読み終えたけど正直、志貴の事から後はメインの2人の絡みなんかどうでも…。巻を進むごとにメイン以外への感情移入が強くなってきた一方でこのメインの2人に対しては読み始めた頃とは感情の置き方が変わってしまったくらい。8巻のあとがきには温度差?違和感?何とも言えない気持ちしか湧いてこなかった。やり切れない。次巻で完結とのことですがもはや組の解散なんかしなくたって(するんだろうけど)。システィーナ礼拝堂にも行くんかな。少女マンガらしさを超越してリアリティに重きを置いてすごい!となる?正直、そういうのを望んで読み始めたのではなかったし、、、私の中では今やタイトルとの距離感が。あまりにも打ちひしがれてしまってここ数日沈みに沈んだこのやり切れない感情は救われる?