陵辱! 潜入捜査官【電子単行本】
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陵辱! 潜入捜査官【電子単行本】

柊柾葵

んー…

ネタバレ
2023年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ もともとあったキャラ設定が、3巻で色々と浮き彫りになって、

受けのレオナは、
独断専行・命令無視・暴力捜査しまくってても
自分が優秀で、今の部署にヘッドハンティングされたと思ってたけど、
実は、
親が警視監で、下手な扱いも出来なくて、
問題起こしてて面倒見切れないって事で今の部署に押し付けれらてた状態とか。。

いや、親の甘やかしが酷すぎない?って思ってしまった。
普通はもっと罰則受けてるはずでは…?となったし、


攻めの高瀬は、
もともと好き合ってた恋人の入夢が、
高瀬の為にスパイしてたけど内偵先で捕まってしまい、
死んだと思われてたから捜査も打ち切りになって、
高瀬も生存を諦めて、メンタルぼろぼろになってた所で
レオナに出会ってパートナーになった…って所までは、まぁ良かったけど、

3巻で、
死んだと思ってた入夢が戻って来て、
高瀬のメンタルがブレブレになったのが、なんかなー。
仕方ないのかもだけど。

入夢の方も、
体を削られながらも、拷問受けながらも、
高瀬が助けに来てくれる!って信じて耐えてたのが切ない。

しかも高瀬の方は、
入夢の事を忘れたかのように恋人作ってラブラブしてたら、、、
(多少、拷問で意識操作されてても)そらもう、全部どうでも良いわ。って
憎しみしか生まれんわなあ…。

レオナが捕まっても、身体的な苦痛(肉体欠損)も無く、
えろえろな事をされてただけって所も、

入夢とは対照的でなんか、
ほんと、
入夢にも救いがあれば良かったのに…って思った。

むしろ入夢の受けた苦痛と、おかした殺人の罪を
一緒に背負って生きて行こうくらいの気概を、高瀬に見せて欲しかった。

殺したいなら殺していいよ、それで終わりにしよう。みたいな高瀬に、
おいお前ー!!ってツッコミしてしまった。


後味悪い3巻(最新刊)だったなあ…。

おかしいな。
主人公がモブレされるのを見る漫画なはずだったのに…(←言い方w)
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