呼び起こされる





2023年12月25日
ラジオパーソナリティの濱内は大学時代の恋人で振られた相手、構成作家の“たんまち”と一緒に仕事をすることになり…。大阪の道頓堀を舞台に関西弁が心地よいリズムの作品。村上キャンプさんの作品を読むのは2作目だけど、どちらも妙に大昔に経験した感情や感覚を呼び起こされる。今回は共感と懐かしい痛みにキュンとしてじわっと泣けた。エッチは正直あまりエロさは感じなかったけど(たぶん身体の描き方の好みの問題。筋肉フェチなんで…)、たんまちさんの可愛さは際立っていた。派手さはないけど惹き込まれるストーリーで何度も読み返している。

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