このレビューはネタバレを含みます▼
幼馴染•DK•初恋•年下攻めと色んな萌えが詰まったお話｡おっとりした高3の広瀬晴一は､幼馴染で一つ年下の麻木蒼央と今でも仲が良く一緒に下校したり勉強したりしています｡薄い髪色と綺麗な顔立ちでイケメン王子と呼ばれる蒼央は小さい頃にはその髪色のせいで浮いていたのですが､天真爛漫な晴一のお陰で明るく過ごせるようになったのでした｡夏休み初日､晴一と蒼央は蒼央の部屋で勉強します｡課題を終えて一緒にドラマを観ているとキスシーンになります｡キスってどんな感じなんだろうと思い､晴一はモテる蒼央に訊いてみますが､蒼央は教えてくれません｡重ねて尋く晴一に蒼央は｢絶対に後悔しない?｣と言いそっとキスしてくるのでした｡そこから初めてまでの展開は速いのですが､蒼央は晴一に｢好き｣の一言がどうしても伝えられません｡幼馴染の高校生には､たった一つの年の差がとても大きくて､いつまでたっても越えられない壁として蒼央の前に立ちはだかるのでした｡晴一の塾の友達シノに引っ掻き回されて蒼央は覚悟を決めます｡ちょっと天然でポワポワした晴一が年下王子の情熱をお兄ちゃんらしくしっかりと抱きとめます｡
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