精霊を宿す国
」のレビュー

精霊を宿す国

佐伊/吉茶

世界観がとても素敵

ネタバレ
2024年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 独特な世界観の作品を描かれる先生の作品の沼にハマッています。
「精霊を宿す国」もファンタスティックな内容で、様々な人間関係や怒涛の作品展開で、長編作品ですが飽きることなく、ずんずんと読み進めました。それぞれの登場人物にきちんとした設定があって、脇役設定だとしても主役級のストーリーがあって、それぞれが魅力的で素晴らしいです。
個人的には、ダナルとルカが推しです。ダナルの不器用だけどルカに対する思いや、自分があえて汚れ役を被って尚、屈強でいられる精神力、そしてルカに対する甘さが大好きです。ルカの天才的な才能と、強い精神力もまた気に入っています。
作品全体の壮大なストーリーも良いですし、3本の指に入る大好きな作家さんの1人です。長編作品だけど、何度も何度も読み返してしまいます。
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