ダンジョン飯
」のレビュー

ダンジョン飯

九井諒子

とにかく深い!面白い!ウマい!

ネタバレ
2024年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は無料分だけ読んで、確かにダンジョンの深層に潜るには食料が必要で、地上から持ち込むとなればとてつもない量。効率を考えれば自給自足が1番。
という事でダンジョンに巣食う魔物料理が現実の似た食材や調理法で描かれて不思議なリアリティがあって面白いなーと思っていました。
で、アニメも見たくなって視聴したらこれがまた面白い!登場人物の声、動き、原作のギャグがイメージ通り、いやイメージ以上でどハマりしました。
となると原作ももう一度読みたいなーと思って居た所、セール中ではないですか!!全巻までとはいかないですが、初めて課金してしまいました…だって好きなんだもん。
アニメでは追いきれなかったセリフや細かい描写を漫画でじっくり、隅っこのキャラを拡大してフフっと笑ったりw何度読み返しても本当ーーに面白い。
特に後半に行くにつれ、各キャラクターが深掘りされていき、登場人物の関係性、トラウマ、考え方など人間ドラマとして秀逸で濃厚で読み応えのあるストーリーに変わっていきます。
ですが重たいだけの話ではなく、絶妙なバランスのギャグセンスで緩急をつけてグイグイと引き込むストーリーとそれを可能にしている圧倒的な画力!
個人的に関心しているのが、現実の動物の生態学的、解剖学的特徴を空想の魔物に落とし込んでいる九井先生の知識!脱帽です。ライオスは九井先生なのでしょう。
まだまだ書きたい事はありますが、永遠に書いてしまいそうなので、私の言いたい事2つで締めたいと思います。

この漫画は凄い!映画化して欲しい!
私の推しはチルチャックーー!笑
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!