親鳥とひな鳥~まだ空を知らない君~
」のレビュー

親鳥とひな鳥~まだ空を知らない君~

いもあん

万人受けはしません

2014年1月12日
この作品から初めて読む方は何の世界なのか、とっつきにくいかも…。

結界が張られた木の境界の中に飛び込んで来た鳥、
そこに子供を託しに来る獣たちとのお話です。

ただ、今回は
境界の中で子供達が
泣きも糞もしない等
新しい発見もありました💡

その木の巣では
泣きも糞もする(笑)事も。

また、黒い「アレ」に
飲み込まれるなど、
まったり呑気にしていられるばかりではない不穏な空気も映し出され、

弱肉強食、正体不明の不安
動かない脚、
楽しいばかりの童話の世界ではない事を
そこここで思い知らされます。

息子の雛毛の生え替わりは
他の先生のお話に出てくる
女郎蜘蛛とオオミズアオを
彷彿させます。
あっちは虫ですが😃💦


子守り木守りのシリーズは
全て異種間での関わりです

今回、あっ👁鳥じゃん❗
と思ったら
鳥は鳥でも違いました(笑)

明るく楽しいBLじゃなくても平気な方、
仄暗いファンタジーをどうぞ✋
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!